「洗えるスーツ」の洗い方 スーツの水洗いはどうやるの?

この記事で手助けできるお悩み

✔洗えるスーツって洗濯機で洗っていいの?

✔家にあるスーツは洗えるスーツ?

✔スーツを洗うために必要なものは?

✔スーツを洗う際の注意点

せっかくの「洗える」機能スーツを洗わない人が多いのはもったいない!

最近は「洗えるスーツ」も当たり前になってきました。スーツがクローゼットに何着もあると、「このスーツって洗えるんだっけ?」とわからなくなったりしていませんか?もしくは、洗い方がよくわからないから結局全部クリーニング!という人もいるのではないでしょうか。せっかく買った「洗えるスーツ」。正しくご自宅で洗濯をしてスーツはいつでも清潔に、クリーニング代金も浮かせてエコライフを楽しみましょう♪ドライクリーニングでは落としにくい汚れもあるみたいですよ!

ラビ
ラビ

確かに・・・洗えるって言われたけど怖いからクリーニング出しちゃうんだよね。

カバン
カバン

こないだ買ったスーツは洗えるって聞いて買ったけど本当に洗って大丈夫かな?


この記事を読んでいただくと、そんな疑問が解決できる手助けになってます。是非最後まで御覧ください。
簡単な内容ですので1~2分で読み終えることができますよ!

洗う前の準備

洗えるスーツかどうかの確認

水洗いできない製品には「×」印が付いています。
洗えるかどうかわからない場合は洗濯表記を一度確認してみましょう。

スーツを洗濯するのに必要なもの

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●洗濯ネット(スーツのジャケットを半分か1/4にして入る大きさのもの)
●中性洗剤(アクロンとかのいわゆるお洒落着洗いに使う洗剤。当方は普通の洗剤で洗っちゃってますが)
●ハンガー
 ジャケット用 → なるべく肩に厚みがあるもの
 パンツ用   → 絵に描いてあるような挟めるタイプが◎

●色移りチェック
初めて洗うスーツで色移りが心配な場合は、洗う前に一度色落ちしないか試しましょう。洗剤を白い布やティッシュに取り、色が落ちても大丈夫なパンツの裏側などに3分~5分あてておきます。あてた布に色移りしてなければ大丈夫!万が一色移りしていたらクリーニングの方が無難かもしれません。(洗うと少し色褪せする可能性が高いです。)

スーツの洗い方

ジャケットの畳み方

・ボタンは外します。
・袖は胸で交差させます。
・半分に折ります。(1/4にする時は更に半分)

パンツの畳み方

・前のチャックや閂(カンヌキ)は外します。
 ※パンツのクリースラインを綺麗に保つためですが、一般的にはチャックは閉めます。
・クリースラインに沿って、3つ折りか4つ折りにします。
・先ほど畳んだジャケット内側に入れます。
 ※洗濯ネットに入れる+ジャケットの内側に挟むことでチャックが開いたままでも衣類を傷つけ難いです。

あとは洗濯機でクルクル~ですが、脱水の時間を気持ち短く設定できると良いです。
深いしわを作らないためと、全体のしわの回復をよくするためです。
ただ他の物と洗ってることがほとんどですからね。。。私は普通に脱水してしまってます。。
割と大丈夫です。

【大前提】洗濯ネットに畳んでいれましょう!

干し方

大前提ですが、陰干しです!
水が抜ける過程で紫外線に当たると色褪せの原因となります。
風通しのよい日光の当たらない場所に優しく干しましょう。
イメージは「木漏れ日の下で読書をしている麦わら帽子を被った少女が休んでいる木陰」が最高だと思います。

ジャケットの干し方


 肩が厚めのハンガーを使いましょう。
 スーツは肩のハマりをよくするために薄い芯を生地と裏地の間に噛ませていることが多いです。
 芯に変な癖がつかないよう、なるべく人間の肩に入れたのと同等のハンガーの厚みが望ましいです。

パンツの干し方①

裾の部分をハンガーで挟み、逆さまにして干す方法です。
メリットは重さが下にあるため、自重でクリースラインに沿ってしわが伸びてくれます。

パンツの干し方② (冬はこちらがお勧め)

ウエスト部分を何か所か丸く摘まみ、干す方法です。
メリットは全体に空気が通るように干すことで、乾きが早いです。
水に濡らしてから3~4時間以内にある程度乾かさないと匂い菌が発生します。
個人的には冬場はこちらの干し方を使っています。

洗う頻度・クリーニングの頻度

「洗えるスーツ」とはいえ、毎日の下着のようにジャブジャブ洗っては痛みの原因となります。
洗えるスーツって謳うための製品試験は何回くらい洗濯するのでしょうか?
50回?いやいや・・・100回??


正解は「20回くらい」です。
「くらい」というのは作り手よって多少試験回数や内容が変わるからです。


少なく感じますかね?ただ、20回以上洗ったらダメになるわけではないんですよ。
20回洗って試験してますよ~!実際洗えますよ~! ということです。
何回洗えます!という試験はないんですね。洗い方や使い方で大分変るのでそこは担保できないですもんね。

なので実際には50回洗っても100回洗っても大丈夫な製品もあります。
ですが、多くても週に1回が程度に留めるのが理想だと思います。
実際の販売する側のサイトだと年に2~3回と書かれてます。
少なすぎて洗えるメリット活かせなくないか?と思いますが。。。

なのでたくさん洗っても大丈夫ではありますが、洗い方・干し方に気を付けて長く・綺麗に愛用出来るといいですね!